知っていますか?赤べこの意味
2021年のえとは“丑”
2021年えとシリーズの1つとして赤べこがあります。
「赤べこ」とは「福島・会津地方の代表的な民芸品」という認識を
お持ちの方は多いかと思いますが、魔除け厄除けのほかに、疫病除け
としての意味ももっているそうです。強い力を持った赤色は、悪い病気を
退散させることができるといわれ、かつて会津地方に天然痘が流行した際
「病気の子供に赤べこを贈ると治った」「赤べこのある家には病人が出ない」
といった伝承もあります。
~私が作りました~
来年の干支は『丑』ですね。私たち商品企画のメンバーはどんな絵柄がお客様に喜んで
いただけるのか、毎年全員で来年の干支のことを考えながら商品を作っています。
実は最初「ミニフレーム・健勝赤べこ」は、全く違う牛のデザインで商品化を進めて
いました。商品決定のギリギリまで、本当にこの絵で良いのかなと色々調べていた時に、
赤べこには『疫病除け』の意味があることを知りました。私自身も東北出身であり、
赤べこにはとても愛着があったので「今、大変な世の中だ。これは赤べこに変えるしか
ない!」と思いきってデザインを変更しました。絵柄は、赤べこの何とも言えない素朴な
可愛らしさと、パッとみて気持ちが明るくなるようなイメージで作りました。大変な状況下
だからこそ、遠く離れた大切な人たちに、この赤べこをぜひ送ってみてはいかがでしょうか。
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